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4月5日(月曜日)から金子みすゞ記念館で、企画展「三大童謡詩人とみすゞ展」が始まりました。
大正から昭和時代に活躍した、西條八十、北原白秋、野口雨情の3人は金子みすゞのことを高く評価していました。企画展ではこの三大童謡詩人に焦点を当て、館長の矢崎節夫氏が感銘を受けた作品を紹介するとともに、北原白秋の「からたちの花」や西條八十の「かなりあ」、野口雨情の「赤い靴」など長く親しまれてきた作品に注目し、三大童謡詩人の各々のエピソードや詩の特徴を紹介しています。
今回の企画展を企画した学芸員の盛澤香乃さんは、「童謡や詩の投稿が活発化していた時代背景の中で、金子みすゞが三大童謡詩人からどのように影響を受け、作品を生み出していたのか見てほしいです」と語りました。
「三大童謡詩人とみすゞ展」は、6月30日(水曜日)まで開かれます。