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2月16日(火曜日)、長門ライオンズクラブ、長門ロータリークラブ、長門青年会議所と長門市との新型コロナウイルスワクチン接種に係る協力活動に関する協定締結式が開催されました。
この協定は、長門ライオンクラブの呼びかけから話がはじまり、長門市で行われる予定の新型コロナウイルスワクチンの集団接種に際し、長門ライオンズクラブ、長門ロータリークラブ、一般社団法人長門青年会議所と連携協力し、円滑な実施に向けた接種体制を整える目的で締結されました。
具体的な協力内容は以下のとおりです。
(1)集団接種会場の設置・運営に必要な労務等の提供
(2)会員事業所従業員へのワクチン接種に関する周知及び接種勧奨
(3)その他、市が協力を要請する事項
締結式では、それぞれの名前が署名がされた協定書が取り交わされました。
締結にあたり、江原市長より「日ごろより市政全般にご協力いただき感謝申し上げます。また、このたびは新型コロナウイルスワクチンの接種に係る協力のお申し出をいただき、大変ありがたく思っています。市としても、全庁をあげて体制づくりに取り組んでいますが、今後はご協力をいただきながらさらにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。」と述べました。
声かけを行った長門ライオンズクラブの白石裕介会長は「いつもさまざまな事業に取り組んでいます。このたび、新型コロナウイルスワクチン接種について行政の方だけでは大変だと感じ、できることは協力したいと考え、長門ライオンズクラブからほか2団体にお声がけしました。これから協力して取り組んでいきたいと思っています。」とあいさつ。
続いて協力に賛同した長門ロータリークラブの村田勇吉会長が「社会奉仕・職業奉仕を目的としてさまざまな活動を行ってきました。コロナ禍の中、自粛する活動もありましたが、このたびお声がけをいただき、協力に参加することになりました。積極的に関わっていきたいと思います。」と、また、長門青年会議所の清水裕介理事長が「環境が変わり、普段通りの活動ができなくなっている中、ワクチン接種への協力という問題への解決に寄与できる機会をいただきました。この協定により、円滑にワクチン接種を行えるよう協力していきます。若者代表として、お手本の姿をみせつことができるよう、取り組んでいきたいと思います。」とあいさつ。
締結式に立ち会った山口県長門健康福祉センターの越智裕昭所長は「まもなく始まるワクチン接種ですが、かつてないプロジェクトです。スピードが求められていますが、円滑な実施には多くの方のご協力が必要です。この協定により、円滑な接種実施のための人手が増えることはもちろん、関係団体へのお声がけにより市民の方の機運も高まるものと期待しています。」と述べました。
今後、この協定をもとに、4月以降からの新型コロナウイルスワクチンの集団接種に向けて、会場の設営・運営や市民の方へのご案内など、4者で連携しながら円滑な接種体制づくりを行っていく予定です。