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7月3日(金曜日)から金子みすゞ記念館で、企画展「みすゞの中の小石展」が始まりました。
今回は、金子みすゞに関する石のエピソードと、石・宝石の詩を18編、3つの章に分けて紹介。1章では日常生活の中に出てくる石、2章では空や海の中に見出している石、3章では、みすゞが好きだったと思われる石に関する詩が紹介され、みすゞの世界観をイメージしやすくするため、詩に出てくる石など8点が展示されています。また、香月泰男美術館と連携して、「石」を共通の題材にしており、企画展の一部スペースには香月泰男が石をどのように感じていたかがうかがえるパネルも設置されています。
この企画展を企画した学芸員の宇野智香さんは、「今回の企画展では香月泰男美術館と共通のテーマである石を題材にしました。金子みすゞと香月泰男は分野こそ違いますが、2人の作品にこめた感性に触れてもらえたら」と語りました。
「みすゞの中の小石展」は、8月31日(月曜日)まで開かれます。
また、 金子みすゞ記念館では、入場の際にアルコール消毒液を設置し、来館者に氏名・住所・緊急連絡先の記入をお願いするなど新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策を行っています。