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11月26日(木曜日)、渋木、真木地区における市長と協働のまちづくりミーティングがほたるの里(旧渋木児童館)で開催され、自治会長やクラブネッツ大畑などの地域づくり団体関係者ら11人が出席しました。
これは市長が所信表明で述べた重点施策の一つである「市民目線のまちづくり」を進めるために、市民の声をしっかりと聞く機会を設けるための具体的な取組として開催するもので、原則月1回の開催が予定されています。ミーティングでは出席者から出される意見や要望に対して、江原市長が回答する形で進められました。
出席者からは、避難場所が遠いことやスクールバス運行に関する意見やオンデマンド交通、駐在所の存続、大畑体育館の改修による集会拠点施設の整備などの要望、風力発電や道路整備に対する質問など渋木、真木地区における課題に対してのさまざまな声が出されました。
渋木、真木地区は人口減少が進み、小中学校が統廃合されています。さらに、有害鳥獣の被害や道路の老朽化など課題を抱えており、地域の人がほたるまつりを開催するなど活性化のための活動をしていますが、行政といっしょに解決を図ろうと活発な意見が交わされていました。
出された意見に対して、江原市長が現状の説明や市の考え、これからの対応などを伝えました。江原市長は、「貴重なご意見をいただきありがとうございます。デマンド交通については来年の秋に新しいしくみをスタートできそうです。出された意見は市職員にフィードバックし、しっかり議論していきます。」と応えました。
次回は12月に田屋地区で開催する予定です。