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11月20日(金曜日)、令和2年度みすゞ児童作品コンクールの表彰式が開催されました。
これは、金子みすゞさんの詩を通して豊かな感性をより一層育むことを願い、市内の小学生を対象として毎年開催されているコンクールです。感想文・感想画・自由詩の3部門で合わせて282点の応募があり、この日の表彰式では最優秀賞12点の受賞者が出席しました。
主催である長門市教育委員会の松浦正彦教育長から賞状が手渡され、協賛の長門ロータリークラブ 村田勇吉会長と長門商工会議所青年部 水津勇樹会長からトロフィーが贈られました。
また、金子みすゞ記念館 矢崎節夫館長が選考した大賞の3作品も表彰され、金子みすゞ顕彰会の藤本サツエさんより大賞杯が贈られました。
松浦教育長は「特に今年は、新型コロナウイルス感染症により、生活様式が変化したと思います。そういう時だからこそ、自然に接し、自分をみつめなおす、日頃とは違った発見をしてもらいたいという期待があります。金子みすゞさんの詩のような優しさを深く感じられる作品が集まったと思います。」とあいさつしました。
大賞を受賞した3人にインタビューしたところ、深川小学校6年 藤中ひなりさんは「金子みすゞさんは人でない者に対してもあたたかい気持ちで、本当に優しいと思い、前向きになれたことを作品に書きました。」、仙崎小学校4年 倉本しゆいさんは「金子みすゞさんの気持ちになって描きました。みすゞさんは色んなことに対して、かわいそうや楽しそうなどの気持ちをもっていて、すごいなと思います。」、深川小学校4年 馬渡初音さんは「遊び心で書いたので大賞をもらえるとは思っていませんでした。みすゞさんの詩が好きです。みえないものや気が付きにくい小さなものに気がつくみすゞさんのような詩を書きたいと思っています。」と答えてくれました。
受賞作品名・受賞者は以下のとおりです。
≪大賞(各部門最優秀作品から1点)≫
≪最優秀賞(感想文)≫
≪最優秀賞(感想画)≫
≪最優秀賞(自由詩)≫