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11月4日(水曜日)、山口県立大津緑洋高等学校で、大津キャンパスの1年生78名と長門で活躍する大人15名が対話を行う授業「長門学」が開催されました。
この取組は、学習カリキュラムの一環として、大津緑洋高等学校と長門市しごとセンターを運営しているNPO法人つなぐが連携して実施するものです。10月から12月までの14コマの授業で高校生が長門のことを学びます。
今回は、「人」に焦点をあてて、長門で活躍する大人15名と生徒がグループワーク形式で交流しました。参加した大人は、業種もこれまでの経歴もさまざま。どんな人生を歩んできたか、ターニングポイントとなった出来事、大学でのこと、長門市外や海外のくらし、仕事のことなど、生徒は大人から話をきくことで、進路や生き方を考える機会となりました。
生徒は自己紹介を行い、大人との会話の中で将来の夢や進路のことなどを語りました。グループでの振り返りの際には、「人生山あり谷ありというお話をきくことができた」などの感想が発表されました。
NPO法人つなぐのスタッフで、大津緑洋高校のコミュニティスクール活動推進員である岩本さんは「高校生に大人と話す経験をしてほしい。今日話した方は長門で活躍されているので、この授業が終わっても、まちで会った時に声をかけられるような雰囲気になってほしい。」と語りました。
今後、これまでの取組を動画にするなどの授業を経て、12月に学習成果の発表会が開催される予定です。