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伝統の滝坂神楽舞

ページID:0033147 更新日:2020年11月2日更新 印刷ページ表示
伝統の滝坂神楽舞が今年も開催

伝統の滝坂神楽舞が今年も開催
保存会の関係者のみでの開催
今年は6演目が披露
三隅滝坂地区の黄幡社で奉納

 県指定無形民俗文化財(国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)に指定されている滝坂神楽舞が、11月2日(月曜日)、三隅滝坂地区の黄幡社で奉納されました。

 滝坂神楽舞は、1764年(明和1年)の黄幡社建立当時に、3年間続く大飢饉と牛馬の疫病を免れようと、厄払いの祈願のため神楽を奉納したのが始まりとされています。現在、滝坂神楽舞保存会により保存・伝承されており、毎年11月2日の午後8時から舞が行われています。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響から保存会の関係者のみでの開催となり、6演目が披露されました。

  神を迎える場を清める「足均」から舞が始まり、神の居所を探す「尉」、神の威力が滝坂の地に幸せをもたらすことを示す「手力男」などの舞が続きました。滝坂神楽舞保存会の柳谷哲二会長は「伝統ある舞ということで続けていかなければならないという気持ちから開催した。来年も神楽舞を続けていけたらと思います」と語りました。