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10月24日(土曜日)、俵山で「森のようちえん」が開催されました。
これは、特定非営利活動法人 人と木が主催するイベントで、長門市の森林資源を活かすことを目的とした森林資源活用事業の体験プログラムのひとつです。
今回の体験プログラム「森のようちえん」には年少から年長までの子どもとその保護者、約20人が参加しました。
午前中は俵山八幡宮周辺の森林で、森の遊びや生き物の観察を行いました。俵山の森にはたくさんの発見があり、子どもたちは葉っぱ遊びやたからもの探しを通じて森の中でめいっぱい遊びのびのびと過ごしました。
午後からは、いよいよ川に入って夏が過ぎた川の様子・生き物を観察しました。流れる川に苦戦しながらも親子そろって対岸へ歩き、石をひっくり返したり網を使ったりして川を探検しました。
今回の講師を務めたHOOKかんきょう『協育』事務所 野澤健夫さんは俵山での森のようちえんの実施にあたり「身近な自然を見つけて感じてほしい。今日、子どもたちが発見したことはとても大事なこと。この体験を通じていろんな生き物・自然に興味をもってもらいたい。」と想いを述べました。
もう一人の講師の株式会社FEEL 井上桂さんは「子どもたちのやりたいことをさせてあげたい。」と語り、リスクマネジメントをしっかり行いながら普段できないことを体験してもらえるよう、参加した親子に森や川の生物のことを教え、体験活動のサポートしていました。
子どもたちはくたくたになるまで精いっぱい俵山の森と川の自然を楽しんだ様子でした。