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10月21日(水曜日)、大津緑洋高等学校大津キャンパスの1年生が長門市内12か所でフィールドワークを行いました。
今回のフィールドワークは、大津緑洋高等学校の学習カリキュラムの一環として、長門市しごとセンターを運営しているNPO法人つなぐと連携して実施するものです。市内各地の様子を観察しそこで活躍する大人と交流することで、地域を知り地域課題を考え、ひいては一人ひとりの進路や生き方を考えることを目的としています。
長門湯本温泉で行われたフィールドワークでは、新しくなった温泉街を歩きながら地元の赤川孝昭さんから恩湯の歴史や新しくできた川床などの説明があり、湯本地区の地域おこし協力隊の大前風花さんからはリノベーションした施設などのお話がありました。地域経営会社である長門湯本温泉まち会社の木村隼斗エリアマネージャーからは長門湯本温泉の観光まちづくりの取組だけでなく、自分が観光まちづくりに関わった経緯などのお話があり、生徒は様々な質問しながら地域のことやこれからの進路のことなど、考えを深めました。
林業のフィールドワークでは、林業を振興する一般社団法人リフォレながとでお話を聞いた後、俵山の現場での作業を見学しました。住友林業による現場での仕事の説明や珍しい重機の実演に触れ、実際に林業に携わる方のお話をききながら、林業への関心や興味を深めました。生徒はこのフィールドワークを通して、林業への考え方やイメージに変化があったようでした。
このほか、国際・ダイバーシティ、養鶏業、仙崎地区、向津具半島、俵山地区、日置地区、道の駅センザキッチン・ながとLab、災害対策、母子の健康支援のテーマに分かれてフィールドワークが実施されました。生徒は今回学んだことをまとめて、12月に発表会が開催される予定です。