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1月1日(水曜日)、「初日の出登山」が青海島の高山で行われ、県内外から約120人が参加しました。
標高319mの高山は、山頂から「海上アルプス」や「波の橋立」の絶景を一望することができ、平成28年度には、公益財団法人日本離島センターにより、「しま山100選」にも選定されています。昨年度には新たに登山道が整備されたことで、誰でも気軽に頂上まで登ることが可能となりました。
青海島共和国により主催されたこの「初日の出登山」は、午前6時に高山オートキャンプ場をスタート。参加者は、勾配のある登山道を懐中電灯の灯りを頼りに歩き、頂上を目指しました。頂上に到着すると参加者達は、青海島共和国のスタッフから、青海島などの説明を受け初日の出までの時間を過ごしました。午前7時20分過ぎに山の稜線から日が昇ると、参加者は感嘆の声を上げながら、記念撮影を行なっていました。
登山終了後は、高山のオートキャンプ場においてお雑煮が販売され、参加者は体を温めながら、家族や友人と新年の抱負などを話していました。下関市から自転車で来た参加者は、「はじめて高山のご来光を見た。雲も少なく、きれいな太陽が見れてよかった。今年みんなにとって良い年となれば」と話しました。