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10月7日(水曜日)、「ながと観光コンシェルジュ」第2期養成講座開講式が長門市役所で開催されました。
これはホテルや百貨店でお客様のリクエストに応じた接客を行うコンシェルジュのような、観光客に寄り添った「おもてなし」の力を身につけた人材を育成しようと長門市観光コンベンション協会が実施するもので、昨年28人のながと観光コンシェルジュが誕生しています。2期目も、宿泊施設や観光関連事業所などから35人の申し込みがあり、この日、長門市役所で開講式が開催されました。主催者あいさつとして一般社団法人長門市観光コンベンション協会の大谷峰一会長は「長門を愛する人35人がこの場に集まりました。昨年は241万人の観光客が訪れましたが、観光業界は新型コロナウイルス感染症の影響で今後の見通しが立たないのが現状です。このような中で、コンシェルジュの役割は重要で、地域や事業所などでおもてなし力を普及し、啓蒙していくことが長門市を盛り上がりにつながります。今後の受講を通してみなさんのおもてなし力を発揮していってください」とあいさつしました。
その後、ながと観光文化セミナーが開催され、初回は田原陶兵衛氏による「萩焼深川窯の変遷と未来」などについて、学習し、受講者は深川窯の成り立ちなどについて耳を傾けていました。