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9月18日(金曜日)、長門湯本温泉「恩湯」でうつわの秋のオープニングイベントが開催されました。
うつわの秋は「恩湯」とお土産処「おとずれ堂」を舞台に、長門市深川湯本三ノ瀬にある深川窯の5つのすべての窯元から8人の作陶家が作品を出展し、温泉街に文化体験が新たな魅力として加わることにより、豊かな彩りを楽しめるイベントとして行われます。
オープニングイベントでは、作家を代表して坂倉新兵衛さんが、「このイベントは若手作家を中心に企画してくれました。深川窯の5軒の窯元がいっしょに参加して行う点は画期的で、新しくなった恩湯という素晴らしい空間で展示し、多くの人に見ていただけることは、作り手としてたいへんうれしいことです。温泉に入ったあとにゆっくり焼き物を手に取って魅力を味わってほしいと思います。このイベントが湯本温泉に定着し、今後も続けていければ」とあいさつしました。
来賓として出席した江原市長は、「三ノ瀬にある深川窯の5つの窯元が一堂に会した催しは初めてと聞いており、すばらしい取り組みに対し敬意を表します。豊かな生活には豊かな食事があり、うつわに料理が盛られることにより、料理もおいしく、心も豊かになるものと考えています。今後も長門湯本温泉が魅力あるものになるよう市としてもしっかり取り組んでまいります。」と話しました。
うつわの秋は28日までの開催で、期間中の19日と26日にはいずれも午後5時から作家によるギャラリートークが行われる予定です。