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昔なつかしい鯨肉を提供~市内特別養護老人ホームへ~

ページID:0032390 更新日:2020年9月4日更新 印刷ページ表示
施設の利用者や職員などの食事の提供に鯨肉が贈呈

施設の利用者や職員などの食事の提供に鯨肉が贈呈
施設の利用者は鯨肉の食事をとても楽しみにしている
鯨肉は施設の利用者一人ひとりに応じて調理され提供される
鯨肉の贈呈式が行われた三隅の明和苑

9月4日(金曜日)、特別養護老人ホームに鯨肉が提供されました。

 これは、長門大津くじら食文化を継承する会の主催により、市内の特別養護老人ホームの利用者や職員などに、昔食べていた鯨肉を懐かしんでもらうとともに鯨食の普及をすることを目的としたものです。

 平成25年度から実施されており、今回、市内特別養護老人ホーム5カ所に鯨肉38kgが提供されました。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため食事や鯨唄の披露などは行われませんでしたが、これから、施設の食事で利用者一人ひとりに応じた調理方法で鯨肉が提供されます。

 明和苑で行われた鯨肉の贈呈式では、長門大津くじら食文化を継承する会の上田俊成会長が「古来より長門市では鯨の恩恵を受けてきたので、鯨肉を食べる文化を守りたいという想いから、提供の活動を続けている。この鯨肉を食べて大還暦(120歳)を目指してがんばってください。」とあいさつ。続いて、明和苑の斎藤英宣施設長は「若いころ、鯨肉をよく食べていた方が多いので施設の利用者はとても楽しみにしています。ありがとうございます。」とお礼の言葉を述べました。

 施設を利用している藤永忠人さんは「鯨肉をありがとうございます。若いころたくさん食べていたので懐かしいです。」と語りました。

 長門大津くじら食文化を継承する会の鯨肉提供は平成25年度から続いており、今年度は2月ごろに子ども達への鯨肉の提供を予定しています。