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7月26日(日曜日)、金子みすゞモザイク壁画をセンザキッチンの第2駐車場にある山口県漁協倉庫壁面に移設する作業が行われました。
モザイク壁画は長門商工会議所青年部を中心に平成24年に制作され、旧青海島観光ホテルに設置してありました。しかし、建物を解体する計画となったことから、昨年末に撤去したうえで保管してありましたが、設置先が見つかったことから移設することになったものです。
移設作業には、仙崎青年会や観光事業者、行政職員など約20人が参加し、運搬やビス留めなどを行いました。また、この移設にかかる費用には、今年度から市役所の各出張所に予算化された「市民が主役の地域活性化事業」が活用されています。
2時間半ほどで移設作業は完了し、縦4.1m、横10mの金子みすゞモザイク壁画が久しぶりに仙崎の街に帰ってきました。この壁画は見る角度によって絵が変化するようになっています。
作業に参加した仙崎青年会の伊藤貴之会長は、「観光名所だったモザイク壁画を撤去しただけではもったいないと思っていたが、復元する機会を与えていただき青年会でやってみようと思った。センザキッチンに来られた観光客に見ていただければ。」と話していました。