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7月21日(火曜日)、長門市とセッツカートン株式会社の「災害発生時等における段ボール製品の調達に関する協定」の締結式が、長門市役所で行われました。
締結式には、長門市の江原市長とセッツカートン株式会社代表取締役社長代理の山口工場長岡本輝男氏が出席。長門市内において災害が発生または発生する恐れがある場合に、避難所における生活環境改善、特に高齢者・女性など災害弱者の保護及び新型コロナウイルス感染症予防対策に必要な間仕切りなどの迅速な調達を可能にするための防災協定の締結が行われました。
式で、江原市長は「先日九州でも大雨による大規模災害が発生したように全国各地で大規模災害が発生し、多くの方が避難所での生活を余儀なくされています。これは、長門市でも起こり得ることで平時の時にしっかりと対策を行う必要があり、中でも避難所の生活環境の整備は防災対策における重要な対策の1つです。この協定により、段ボール製の簡易ベッドなどがスムーズに調達可能になり、かつセッツカートン株式会社のもっている災害に関する経験値を共有させていただくことで、今まで以上に市民の命と生活を守ることにつなげていければ」とあいさつ。続いて、セッツカートン株式会社代表取締役社長代理の山口工場長岡本輝男氏が「現在204の市区町村と協定を結んでおり、長門市で205つ目となります。あってはならない災害ですが、予期せぬ事態が発生することもあります。我々の生産している段ボールを使って、長門市民の健康と安全を守っていき、安全を安心に変えていけるように努めてまいります」と述べました。
セッツカートン株式会社との防災協定は県内では山口市・防府市・山陽小野田市に続く4例目となり、協定による調達可能な製品は以下の通りです。また、長門市では同社の簡易ベッドと間仕切りのセットを100セット備蓄しています。