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地元の炭でやきとりを焼くために

ページID:0031927 更新日:2020年7月15日更新 印刷ページ表示
500kgの製炭を目指す

500kgの製炭を目指す
三隅の森林で伐採された樫の木や椿の木などを使用
完成まで1週間ほどかかるとのこと
三隅の炭は燃焼時間が長く香りがよいのが特徴

 7月15日(水曜日)、「やきとりっちゃコール」プロジェクトが始動しました。

 これは、長門やきとり横丁連絡協議会と三隅林業研究グループが協働して、長門市で製炭した炭で長門市のやきとりを焼くことで地産・地消活動を推進していくもので、プロジェクト名はやきとりっちゃを山口弁、チャコールは炭の英語を組み合わせて命名されました。 

 この日、三隅滝坂の炭窯で、三隅林業研究グループ会員の指導のもと、やきとり関係者や林業志望の若者移住者、地域おこし協力隊などが集まり、やきとりを焼くための製炭作業を実施。炭に使用する木材は樫の木や、椎木、椿の木など三隅の森林で伐採されたもので、軽トラック11台分、およそ3000kgの木材が用意されました。炭窯の中に太い木を並べた後、空いたスペースに小さい木を詰め入れ、入り口をレンガと赤土を使用して密閉し点火され炭作りが開始。完成するまでに1週間ほどかかるとのことです。

 指導にあたった三隅林業研究グループの迫村栄人元会長は「三隅滝坂の炭は質が良く、自分の作った炭が市内のやきとり店で使用されるのは大変うれしいこと。やきとり店に喜ばれる炭ができれば」と語りました。また、長門やきとり横丁連絡協議会の青村雅子会長は「新型コロナウイルス感染症で大変な時期で時間があるからこそ林業の方と一緒に炭づくりの経験ができることは1つの希望。地元の炭を使うことはお店として安心で心強く、また生産者も近いことから私たちの要望も近くで聞いていただけるので、今後よりよい長門の炭を作っていけたら」と話しました。

 今回は500kgの製炭を目標としています。