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5月8日(金曜日)、油谷小学校で棚田産のハーブで作られたアルコール消毒液が贈呈されました。
これは、棚田で育てたハーブを使用したジンを製造する油谷伊上出身の西村一彦さんが、新型コロナウイルス感染症で消毒液が不足していることなどを受けて、ジンのアルコール度数を高めたアルコール消毒液を寄贈したもので、この日、西村一彦さんは出席できませんでしたが、代わりにゆや棚田景観保存会の和田一正さんと和田あいこさんが油谷小学校を訪問しました。
ゆや棚田景観保存会の和田一正さんは「学校が始まったら万全の状態で学校生活を送るためにもこの市内で作られた消毒液を安全・安心のためにしっかりと使ってもらえれば」を語り、和田あいこさんは「ジンの製造などは西村一彦さんら同級生同士の会話から始まったものです。生まれ育った土地を身近なものからより自然に体験してもらい、地域の魅力を感じ、自分たちも挑戦できるということを感じてもらえたら」と語りました。
油谷小学校の長廻修校長先生は「子供たちのためにと地域の方々のアイデアで寄贈していただけることは大変ありがたいことです。この消毒液はハーブの良い香りで、同級生同士から始まったエピソードも子供たちに伝えていきたいと思います」と感謝の言葉を述べました。
このアルコール消毒液にはイェルバブエナミントが使用されており、油谷地区の小中学校のほか保育園などに計60本寄贈されたとのことです。