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特色ある棚田地域へ~現地見学会および観光エクスカーションの開催~

ページID:0028588 更新日:2019年10月14日更新 印刷ページ表示
「本郷の棚田」の現地見学会でははじめに放牧を視察

「本郷の棚田」の現地見学会でははじめに放牧を視察
120枚以上の棚田に参加者は驚いていました
日本の棚田百選「東後畑の棚田」にも多くの参加者が
閉会式では、初めに棚田フォトコンテストの結果発表が行われました
次回の棚田サミットは山形県大蔵村で開催されます

 10月14日(月曜日)、現地見学会と観光エクスカーションが行われ、棚田サミットの参加者は長門市の自然など多くの魅力ある地域資源を体感しました。

全国棚田(千枚田)サミットは、日本の農業の歴史的文化遺産、資源として国民すべての財産である棚田の役割を見直し、先人たちの知恵を学び、環境保全と国土保全、農村文化を考えていこうと平成7年9月に始まりました。毎年全国各地で開催されていますが、中国地方での開催は初めてとなります。

 現地見学会は、日本の棚田百選「東後畑の棚田」と、水田放牧による営農「本郷の棚田」の2つ。観光エクスカーションは青海島や元乃隅神社をめぐる3つのコースと計5つのプログラムを用意。そのうちの1つ、「本郷の棚田」では、牛を放牧している田を視察した後、歩いて移動し、本郷の棚田を見学。目の前に広がる約120枚を越える棚田に参加者は驚き、写真を撮るなど、楽しんでいました。また、ここで棚田米で作られたおにぎりが配られ、棚田を眺めながらおにぎりを食べる参加者も。県外在住の男性は「120枚以上の棚田の風景が圧巻。急傾斜の土地で棚田だけでなく、海も見え、最高の景色だった。」と話しました。

 閉会式では、はじめに棚田フォトコンテストの結果が発表。最後に、開催地を代表して大西市長が「今回が棚田地域振興法ができて初の棚田サミットの開催。まさに、今から棚田地域が動き出そうとしている。今から都道府県で棚田振興計画が策定され、各々の棚田で指定棚田と指定を受けることが重要になっていく。来年、山形県大蔵村で開催される棚田サミットでは指定棚田となった後の取り組みについて有意義な議論ができれば。」と語りました。

 次回の棚田サミットは、山形県大蔵村で開催されます。