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10月1日(火曜日)、日置地区災害避難訓練が実施されました。
これは、地震が発生したことを想定し、日置地区保育園・小中学校および長門市の防災体制の連携強化を図るとともに、園児・自動・生徒の防災意識の高揚を目的としたものです。
児童や生徒は避難訓練を行った後、日置中学校駐車場で実施された初期消火体験に日置小学校・中学校と神田小学校約230人の児童・生徒が参加。初めに、消防隊員から消火器の使用方法などの話を聞いた後、実際に消火器を使用した訓練が実施されました。児童らは用意された的に消火器のホースを伸ばし、的をめがけて、勢いよく噴射。的にあたると児童ら手をたたくなど楽しみながら訓練を実施しました。また、水バケツ消火では児童ら20人が1列に並んで水の入ったバケツを回し、消火パネルめがけて水をかけました。訓練に参加した日置中学校の生徒は「消火体験で実際に消火器を使用して、普段はできない体験をさせてもらった。いつ災害が起きるかわからないので、今日学んだことをしっかりと意識して、もしもに備えたい」と語りました。
その後、屋内運動運動場に移動し、防災研修会が開催。はじめに、消防職員による応急救護や搬送法について講和が行われ、竹と毛布を使用した、担架の作り方、また毛布だけで人を運搬する方法など身の回りの物を使用した搬送方法について学びました。続いて、日置地区の災害について防災危機管理課前田陽一地域防災マネージャーが災害が起きた際の、自身の身の守り方や意識などを説明。廊下では窓ガラスから離れることや机の下に隠れるときはしっかりと机の脚をもつことなど小学校の中を想定した避難行動なども挙げられました。