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7月28日(土曜日)、村田清風記念館で第18回村田清風競書大会が開催され、市内の小中学生約60人が参加しました。
小中学生を対象にしたこの大会は、長州藩天保の改革の中心人物として手腕をふるい、維新回天の礎を築いた村田清風に関する語句や詩を署に表すことにより、村田清風の功績や人柄について理解を深め、郷土の歴史や文化について関心を高めることを目的に毎年開催されています。
大会の前に松浦教育長が「限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮し、清風先生の言葉をしっかり理解して描いてほしい」とあいさつ。競書大会では「防長の四白」や「明治維新」、「八万貫目の大敵」など、清風に関する23の語句や詩の中から題材を1つ選び、参加者は半紙や画仙紙に筆を走らせました。清書用に配られた5枚の紙に書いた中から1枚を選び、名前を書いて提出しました。
審査では、審査員を務める元大津緑洋高校非常勤講師の松浦靜信さんが小学生下学年、上学年、中学生の3部門の中からそれぞれ教育長賞、館長賞、入選を選び、表彰式の場で入賞者が発表されました。
主な入賞者は次のとおりです。
【小学生下学年の部】
教育長賞 山根蒼依(深川小学校2年)
館長賞 先野遥陽(日置小学校1年)、三輪航太(深川小学校3年)
【小学校上学年の部】
教育長賞 西村公希(深川小学校6年)
館長賞 林 愛子(深川小学校4年)、中川結希(仙崎小学校5年)、中野咲(深川小学校6年)
【中学校の部】
教育長賞 山崎陽菜乃(深川中学校2年)
館長賞 木下結衣(日置中学校1年)