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7月11日(水曜日)、12日(木曜日)の2日間、第4期おもちゃ学芸員養成講座が開かれました。
この講座は、長門おもちゃ美術館を活動の場におもちゃや遊びを通して長門の魅力を伝え、多世代交流の懸け橋となるボランティアを養成するもので、これまで3回開催され約100人のおもちゃ学芸員が誕生しています。第4期となる今回の講座には市内から12人が受講し、2日間にわたる講義を受けました。
長門市物産観光センターで開催された初日の講座では、講師を務めた東京おもちゃ美術館の橘高さんが「おもちゃ美術館とは」と題し、おもちゃ美術館の成り立ちや理念、おもちゃ学芸員の役割を説明。その後、おもちゃを使った自己紹介などで受講者同士の交流を図りました。二日目は長門おもちゃ美術館で開催され、館内の案内の後、先輩となるおもちゃ学芸員から活動の様子を聞いたり、日本各地に伝わる伝承遊びを学んだりしておもちゃや学芸員の活動に対する理解を深めました。
受講者は「木育やおもちゃ美術館の説明などはもとより、身近なものを使っておもちゃを作ったり、昔ながらの手遊びやお手玉遊びを教わり、懐かしさと発見があって楽しい講座でした。これからボランティアとして活動しますが、家族で楽しんでいもらえるよう心掛けたい」と感想を話していました。
また、来年1月19日、20日に第5期となるおもちゃ学芸員養成講座が開催される予定です。