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5月20日(日曜日)、地域住民ら約30人が参加して「景観&交通ワークショップ」が湯本温泉旅館協同組合で開催されました。
これは観光まちづくりが進む長門湯本温泉で、長門湯本らしい景観を地域でつくりあげ、将来にわたって景観を守るために昨年から景観デザインガイドラインの策定に取り組んできたもので、合わせて「歩ける温泉街の形成」に向けた、人中心の道路交通環境への転換のためのエリア交通計画策定のために、地域住民らが参加してワークショップが行われました。
はじめに景観計画やガイドラインの今後の運用について説明があり、行政側が重点地区を指定して特定届出対象行為を条例で定めていくことや、地域側で川沿いや竹林の階段周辺を対象に景観協定の締結を目指していくことが紹介されました。
次に「歩ける温泉街の形成」に向けた長門湯本温泉エリア交通計画について説明があり、音信川の右岸や左岸の道路について、人中心の道路交通環境をどう実現するか、プランの提案があり、参加した地域住民らと事業者で意見交換が行われました。参加者らは3グループにわかれ、交通計画の方針について、良いところ、改善が必要なところ、新しい提案などを付箋に書いて、意見を出し合い、最後に発表しました。
この景観&交通ワークショップは今年度あと2回開催される予定で、地域住民の意見を踏まえながら、そぞろ歩きできる温泉街を実現するか具体的な計画が策定されます。