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4月20日(金曜日)、長門市が仙崎地区に整備してきた交流拠点施設「センザキッチン」が道の駅としてグランドオープンし、記念の式典が開催され、関係者ら約140人が参加しました。
式典では主催者を代表して大西市長が「センザキッチンは食べる、遊ぶ、つなぐをコンセプトに長門市でしか食べられない産物の販売、海のそばでの遊び、生産者と消費者をつなぐ施設として整備してきました。県内では後発の道の駅となりますが、運営者を早くに決め、設計段階からさまざまなアイデアを盛り込み、特徴のある道の駅ができたのではないかと思います。ここを目的地に来てもらい、元乃隅稲成神社や千畳敷、温泉などに足を運んでほしい」とあいさつ。続いて、来賓と訪れた村岡山口県知事が「元乃隅稲成神社の観光客数が100万人を超え、長門湯本温泉も新しい動きが進んでおり、山口県の観光を引っ張るのは長門市といっても過言ではない。センザキッチンの全面オープンを心強く思っており、さらに山口県の観光を引っ張っていくものと期待しています」と述べました。
続いて、設計管理業者や工事施工業者、デザイナーらなどに感謝状が贈呈され、最後に道の駅の駅長に就任した山本桂司COOが「センザキッチンをゼロベースで設計し、あらゆる面で参画してきて、ついにここまで来たことに万感の思い。ここで完成ではなく、センザキッチンを使いながら新しいステージに向かい、地域に貢献したい。これからもお客さんとコミュニケーションを交わしながら、お客様の豊かなライフスタイルの実現につなげたい」と意気込みを語りました。
式典後、関係者らでテープカットとくすだま割りを行い、道の駅センザキッチンとしてのオープンを祝いました。
センザキッチンは平成27年度から平成30年度にかけて長門市が仙崎地区に整備。平成29年10月7日に農林水産物等直売所・レストラン棟がプレオープン、同年11月17日に国土交通省により県内24番目の駅として道の駅として登録され、本日開業しました。
道の駅センザキッチンは敷地面積約21,000平方メートル、駐車場台数161台、トイレ41器を配備し、農林水産物等直売所・レストラン棟(キッチン棟)、休憩所・情報発信施設棟(ダイニング棟)を備えます。仙崎湾を眺望できる風光明媚なロケーションを持ち、多くの人が集まるリビング・ダイニング・キッチンをコンセプトに、「食べる」「遊ぶ」「つなぐ」の3つの特徴を持つ交流拠点施設です。営業時間は9時から18時までで年中無休。オープニングを記念して21日、22日と記念イベントも開催されます。