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3月3日(土曜日)、「第2回ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉」が俵山地区で開催され、県内外から25人が全長8kmのコースを歩きました。
ONSEN・ガストロノミーウォーキングとは、豊かな自然や良い景色を見られる場所を歩いてめぐりながら、温泉地が持つ「食」と「文化」の魅力を体感するウォーキングイベントで、長門市では昨年の7月に開催して以来、2回目の開催となります。今回はジビエをテーマとし、農家の縁側や絶景ポイントに。日常化している里山のジビエグルメで提供する全長8kmのコースが設定されました。
開会式では俵山温泉合名会社の鷲頭理事長から「俵山はめぐる、食べる、つかるが揃っているので、ウォーキングを楽しんでください」とあいさつがあったのち、俵山をガイドする俵山しっちょる会の宮野ガイドの先導のもと、俵山温泉湯町駐車場をスタート。木造3階建てが並ぶ昭和レトロな温泉街を歩きながら、温泉の歴史や効能がガイドにより紹介されました。また、白猿の湯の泉源を見学。地底から湧き出る温泉を目の当たりにした参加者らから「透き通っていてすごくきれい」など感想を述べていました。
最初のガストロポイント(グルメステーション)には焚火カフェが用意されており、甘酒や山口県の地酒「獺祭」、かきもち、焼き芋がふるまわれたほか、シイタケを原木から採取し、自分で焼いて食べる体験も用意されており、参加者は自然体験を楽しんでいました。
その後、参加者らは全長8kmのコースを歩き、鹿のローストや鹿しゃぶしゃぶ、しし汁といったジビエ、竹が広がる里山の風景を堪能しました。