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思いと願いを込めた鯨唄を引き継ぐ

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月2日更新
23人の全校児童が、体育館内に声を響かせる

23人の全校児童が、体育館内に声を響かせる
1年生にとっても、「叫り賞歩」はこの日が最後
法被とばちが在校生に引き継がれる
最後は在校生だけで鯨唄「祝え目出度」を披露
「鯨唄は、通の皆さんの思いや願いが込められた宝物」と話した河本さん

 3月2日(金曜日)、通小学校で鯨唄の引き継ぎ式が行われました。

 同校では昭和63年から、古式捕鯨で栄えた通地区に伝わる労働歌であり、祝い唄でもある「通鯨唄」の伝承活動に取り組んでいます。平成2年以降は毎年卒業生から在校生に引き継ぎが行われ、今回が27回目となります。

 指導にあたった通鯨唄保存会のメンバーや保護者が見守る中、23人の児童ははじめに、全員で鯨唄「祝え目出度」と「朝のめざめ」を披露。6年生から5年生へ法被とばちが引き継がれた後、最後に在校生のみで「祝え目出度」を披露しました。唄の前には、1年生が「鯨が来たぞー」と声を響かせる「叫り賞歩(たけりしょうぶ)」が行われますが、来年度はまた新入生が担当することになるため、今の1年生にとってはこの日が最後の披露となりました。

 引き継ぎを終えて、卒業生代表の河本海咲さんは「はじめは唄の意味や言葉が分かりませんでしたが、練習を重ねる中で、通の皆さんの思いや願いが込められた宝物だと思うようになりました。ありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。

 最後に、通鯨唄保存会の中谷健二会長は「在校生の皆さんは、6年生が抜けた後、とても大きな声が出せていました。鯨唄は『自分たちがやるぞ』という気持ちが大事です。これからもその気持ちを忘れずに頑張ってください」と話しました。