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園児が鯨を学び、味わう

ページID:0021526 更新日:2018年2月5日更新 印刷ページ表示
鯨の竜田揚げをほおばる園児

鯨の竜田揚げをほおばる園児
「鯨のように大きく育ってください」と上田会長
大西市長は「今日は鯨にしっかり感謝して、大きく、元気になりますという気持ちで味わってほしい」とあいさつ
本物の鯨のひげや歯に興味津々
笑顔で会話を楽しみながら竜田揚げを味わった

 2月5日(月曜日)、市内すべての保育園・幼稚園を対象として、長門大津くじら食文化を継承する会から約1,080人分、約40kgの鯨肉が提供され、竜田揚げとして園児・職員に振る舞われました。

 同会では平成19年度から、伝統的な食文化に親しみを持ってもらおうと提供を続けており、当初は各地区3年に一度だったものの、平成25年度からは市内すべての保育園・幼稚園に一斉に提供を行っています。

 この日、菱海保育園ではセレモニーが行われ、同会の上田俊成会長は「鯨にはたくさん栄養があり、食べるととても元気になります。皆さんも鯨を食べて、鯨のように大きく育ってください」とあいさつ。続いて大西市長が「今日は鯨にしっかり感謝して、『ぼくたち、わたしたちも大きく元気になります!』という気持ちで味わってください」と述べました。

 その後は、くじら資料館の早川義勝館長が、本物のひげや歯を見せながら鯨の種類を紹介。園児は実際に手に取り、「固い」「大きい」などと驚いた表情を見せていました。給食時間になると、園児・職員など約80人は、上田会長や大西市長と一緒に机を囲み、甘辛く味付けされた鯨の竜田揚げを味わいました。