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1月17日(水曜日)、長門市・下関市・美祢市の3市で「平成29年度合同防災図上訓練」が行われ、長門市ではルネッサながとアリーナを会場に訓練を実施し、11団体107人が参加しました。
図上訓練は「意思決定訓練」として、市職員や防災関係機関、団体が連携し、災害発生時の対応能力の向上を図ることを目的に開催されています。コントローラーと呼ばれる運営側から、参加者に災害状況などが記されたカードが付与されたのち、対応方針を各機関で協議、決定して、行動をカードで示していきます。
今回の訓練は、前日の夕方にまとまった降雨があり、土砂災害の危険性が高まっているとの想定で行われ、降雨量の増大による河川の氾濫や土砂崩れ、床下浸水、道路の通行止めなど、次々と被害が発生する中で、情報を素早く収集し、迅速かつ的確な指示を出し、各部署間が連携して対応する訓練が行われました。また、下関市や美祢市とも連携し、お互いの災害に対して支援する体制の確認も行われました。
訓練終了後には、各関係機関から感想や反省点などが報告され、大西市長は「災害に対してはいろいろな機関が連携して対応することが大切。防災担当者には常日頃からしっかりとシュミレーションなど想定し、準備しておいてほしい」と講評を述べました。