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1月5日(金曜日)、長門地方卸売市場で、今年の初競りが行われました。
初競りにあわせて行われた式典では、長門大津農業協同組合の小田保男代表理事組合長が「異常気象が頻発し、各地で農産物などに大きな影響が出ているほか、高齢化の進展と担い手不足により、市場で取り扱う量が減少している。公的市場は安心安全な農産物の安定供給や地産地消といった大事な役割を持っており、これからもしっかりした経営に取り組んでいきたい」とあいさつ。続いて来賓として出席した磯部副市長が「農産物を売る仕組みづくりとして昨年10月にセンザキッチンがオープンし、来場者も売上も順調に推移し、出荷者も増えている。長門地方卸売市場はセンザキッチンとともに地産地消の拠点施設であり、行政、JA、生産者らと連携を取って生産量を増やし、農業の活性化を図りたい」と述べました。
この日は、大根や白菜、カブ、トマト、イチゴなど新鮮な野菜や生花、果物が市場に並び、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、買い手が競り落としていました。