本文
1月1日(月曜日)、青海島の高山で「初日の出登山」が行われ、県内外から約100人が参加しました。
地区住民が登山道整備を行っている高山を再び地域資源として活用しようと、平成26年度に当時の地域おこし協力隊が企画したこの登山は、今年度から「青海島共和国」が引き継ぎ、企画・運営を行っています。
高山は、平成28年度に公益財団法人日本離島センターによって「しま山100選」に選ばれ、山頂からは「波の橋立」や「海上アルプス」が望める絶景スポットとして知られています。これまで、頂上に続く道は急斜面で、一部ロープを使って登っていましたが、今年度は新たに登山道が整備され、子どもでも歩いて登ることができるようになりました。
この日、午前6時に高山オートキャンプ場に集合した参加者は、懐中電灯を片手に、約40分の道のりを歩いて標高319mの頂上に到着。午前7時20分ごろ、東の空から日が昇ると、参加者は手を合わせて無病息災を祈念しました。
下山後、オートキャンプ場では地元の食材を使ったお雑煮が販売され、参加者は冷えた体を温めていました。福岡県から訪れたという参加者は「これまで長門市は何度か訪れたことがあり、今回はインターネットでイベントを知って参加を決めた。頂上からは景色も良く、ここで初日の出が見られて良かった」と話しました。