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12月17日(日曜日)、ラポールゆやで油谷こどもミュージカル第16回定期公演「心の翼広げて」が行われ、約900人が来場し、子どもたちの迫真の演技を堪能しました。
油谷こどもミュージカルは平成14年度にラポールゆや開館5周年を機に発足して以来、毎年公演を続け今回が16回目となります。脚本・演出を手掛けるのは下関市民ミュージカルの会代表の伊藤寿真男さんで、出演は長門市内の小学校4年生から高校2年生までの34人。4月から練習を開始、12月までずっと厳しい練習を行ってきました。
今回の作品は、幼い頃に父親と母親から引き裂かれた子ライオン「レオ」が、生まれ育った草原の仲間たちとともに、自分が生きる道を見出し、故郷の王国を権力者の手から取り戻す内容で、母親の愛情や自分自身で力強く生きる力が描かれています。
ミュージカルでは、動物の動きを模したダンスなどリズミカルでダイナミックな演技や、伸びやかで透き通った歌声に訪れた観客は魅了され、フィナーレでは会場から割れんばかりの拍手が送られていました。