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11月25日(土曜日)・26日(日曜日)の2日間、長門市と美祢市を巡るサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」が開催されました。
サイクリングを通じて地域の魅力を味わってもらい、スポーツによる交流人口の拡大を図ろうと企画された「ながとブルーオーシャンライド」は、今年が2回目の開催。昨年は角島大橋など、一部下関市を走るコースで行われましたが、今年は秋吉台カルストロードをはじめ、美祢市も一部コースに組み込まれました。
スタート・ゴールとなるセンザキッチンでは開会式が行われ、大西市長が「長門市の食とやさしさにふれ、素晴らしい晩秋の長門路を楽しんでください」とあいさつ。ゲストライダーとして参加する国内プロチーム「ブリジストンアンカーサイクリングチーム」の一丸尚伍選手と近谷涼選手が紹介された後に、参加者はスタートを切りました。
1日目は194人が東後畑の棚田や大浜海水浴場、俵山温泉や湯本温泉の景色を眺めながら約103kmのコースを疾走。2日目は131人が、三隅から秋吉台に抜けた後、俵山や日置地区をまわる約99kmのコースを楽しみました。また、1日目は人丸駅までの約72km、2日目は於福駅までの約51kmを走り、復路は臨時列車に乗って帰ることができる「トレインコース」も設けられました。
両日とも、コース上の4ヵ所に設置されたエイドポイントでは、両市の食材を使った軽食を提供。1日目の最初のエイドとなった「ながとラボ」では、長州どりを使ったピザやスープ、アカモクを練りこんだ食パンなどが振る舞われ、参加者は「おいしい」と話を交わしながら味わっていました。再び走り出した参加者は、アップダウンがあり、海と山の景色を満喫できるコースで、沿道からの声援を受けながらサイクリングを楽しんでいました。