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11月21日(火曜日)、大谷山荘で「第26回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議」が開催されました。
平成4年度から開催され、平成11年度から山口県が参加しているこの会議は、日本と韓国の8県市道の知事などが毎年一堂に会し、交流の展望や地域振興に関する共通の課題について意見交換を行うものです。
日本側は福岡県・佐賀県・長崎県・山口県、韓国側は釜山広域市・全羅南道・慶尚南道・済州特別自治道が参加し、これまでの会議では、各県市道からの提案や合意に基づき、水産・環境・観光・青少年育成など幅広い分野で、共同交流事業の実施につなげてきました。本市で毎年5月~7月の期間に行われている「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」は、第18回の本会議で合意され、平成22年度から実施されている事業です。
この日は会議の前に、元乃隅稲成神社の視察も行われ、市観光課の職員から説明を受けた後、参加者は鳥居の前での記念撮影を行ったり、鳥居に設置された「日本一入れにくい賽銭箱」への投げ入れに挑戦したりしました。
午後から始まった会議では、はじめに村岡県知事が「互いの協力・連携のもと、実りある会議となるように、対等な立場で思いを共有し、未来を切り開いていきましょう」とあいさつ。今回は「インバウンド(外国人観光客誘致)の取組」を共通テーマとし、各県市道が順に取組を紹介したり、今後の事業提案を行いました。