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10月15日(日曜日)、平成29年度長門市ごんごち防災塾が長門市役所で行われ、自治会や社会福祉協議会、消防関係者ら約30人が参加しました。
ごんごちとは鬼や化け物など恐ろしいものを意味する山口県の方言で、ごんごち防災塾は災害を恐いものにたとえ、日ごろから地域の防災活動を行い、いざというときに備えるための防災力を高めることを目的としています。平成29年度は全4回開催される予定です。
第1回目となった講座ではまず総務省消防大学校の客員教授の瀧本浩一氏から「地域防災の考え方・進め方」と題して講演が行われ、予防、対策、復旧のうち、特に自助である予防を第一に家庭での防災を地域で進めてほしいと話しました。講演後、演習としてまち歩きと防災マップづくりが行われ、水害と土砂災害を想定したまち歩きを行い、地図上に防災マップの浸水域や危険個所を記し、まち歩きで撮影した写真を貼り付け、危険な個所を確認しあいました。
長門市ごんごち防災塾は今後、3回予定されており、第2回は11月19日(日曜日)に視察研修、第3回は12月24日(日曜日)に地域防災活動の取り組みについての講義、第4回は来年1月14日(日曜日)に地域防災力向上の取り組みについての講義が予定されています。