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10月13日(金曜日)、深川小学校と深川中学校の児童生徒による合同地震・津波避難訓練が実施されました。
この避難訓練は深川小学校と深川中学校合同で初めて実施されるもので、日本海沖で震度6の地震が発生したと想定し、地震および津波発生時の適切な行動のとり方や中学生が小学生を安全に誘導する主体的な能力を身につけることを目的に開催されました。
深川中学校では、各教室で授業を受けていた生徒らが緊急地震速報の放送が流れると即座に机の下に身を隠し、その後、津波発生に備えて体育館へ避難する訓練を実施しました。深川小学校の児童らも教員の誘導により歩いて深川中学校の体育館に避難、体育館入口では深川中学校の3年生が避難誘導の手伝いを行いました。
体育館に全員が集まった後、長門市防災危機管理課の岡本道則防災アドバイザーが「みんなで備える防災活動」と題し講話。避難する際に「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」の頭文字をとった「お・は・し・も」に気を付けることや、日頃の訓練が大切でまずは自分の身を守ることなどが紹介されました。
講話を聞いた深川中学校生徒会長の小野夏芽さんは「小学生と一緒に初めての訓練。避難誘導などで十分にできなかったところもあり、自分より小さな子やお年寄りの命を守れるよう日頃から考え、家族でも話し合いたい」と感想を述べました。