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10月10日(月曜日)、ながと歴史民俗資料室で企画展「寄贈された萩焼深川窯作品展パート2」が始まり、江戸後期から明治前期の作品38種類60点が展示されています。
この企画展は、周南市在住の安堂繁美さんが萩焼深川窯の作品の魅力に惹かれて60年間収集した作品を長門市に寄贈されたことから、寄贈された作品147種類299点の中からシリーズで開催されるものです。
本企画展で展示されている作品は、6月に開催した作品展パート1でのアンケートをもとに、要望の多かった絵付けの刺身皿などが展示されており、幕末から明治にかけて作陶した坂倉幸内の作とみられる鳩形菓子器や布袋像も展示されています。
この企画展は11月26日(日曜日)まで長門市教育委員会内のながと歴史民俗資料館で開催され、開館時間は9時から17時、期間中は土曜、日曜、祝日も開館します。
企画した長門市教育委員会の藤井文則文化財保護指導員は「今回は前回の企画展のアンケートでいただいた意見を参考に展示内容を組み立てた。ぜひ会場に訪れて萩焼深川窯の魅力に触れてほしい」と来場を呼び掛けています。