本文
観光まちづくりに取り組んでいる長門湯本温泉で10月8日(日曜日)、「長門湯本温泉観光まちづくり 恩湯等施設整備・運営事業現地説明会」が開催され、事業を検討している事業者など6社10人が参加しました。
長門湯本温泉観光まちづくり計画では、魅力的な温泉街の形成に必要な6つの要素として「風呂(外湯)」「食べ歩き」「文化体験」「そぞろ歩き(回遊性)」「絵になる場所」「休む・佇む空間」を挙げており、その中核となる「恩湯」を建て替え、民設民営で整備、運営していく方針となっています。
今回、恩湯を含め、飲食物販施設の整備や恩湯広場の運営、礼湯泉源・低温泉源の活用など「長門湯本温泉観光まちづくり 恩湯等施設整備・運営事業」について公募型プロポーザル方式で事業者を募集することとしており、その現地説明会が大寧寺で開かれました。
説明会では木村経済観光部長が「人気温泉地ランキングで全国トップ10に入るため温泉街を再生しており、大きくまちが変わる途中。恩湯は歴史的にも重要なポイントであり、力強い事業を展開する事業者に参加してほしい」とあいさつ。続いて、石本成長戦略推進課長から公募型プロポーザルにおける募集要項等の説明が行われました。また、大寧寺の岩田住職から恩湯や礼湯の歴史について講話があり、「住吉大明神から授かった神授の湯であり、その歴史性などは大切にしてほしい」と事業者へ話されました。
説明会終了後、参加者らは恩湯の建て替えをはじめとする今後の整備予定地を散策しながら説明を受け、現地で質疑応答などを行っていました。