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10月3日(火曜日)、日置地区の小中学校と市の防災体制の連携を図るため、地区内の各学校・保育園で災害避難訓練が行われました。
今回の訓練は、午前10時に山口県日本海沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、長門市で最大震度5強を観測。その3分後には、山口県北部沿岸海域に津波警報が発表された想定で実施されました。日置中学校では、授業中に地震発生の放送が流れ、生徒は一斉に机の下に隠れて身を守りました。
教員の誘導で、頭を保護しながら体育館に避難した生徒は、人数確認を行った後に駐車場へ移動。同様に一次避難を終えた日置小学校と神田小学校の児童も合流しました。その後、教員を合わせた約250人は、市消防本部の指導で初期消火体験を行い、水バケツを使った消火活動の手順や消火器の使い方などを学びました。
消防本部の署員からは「消火を行うときは、まず逃げ道を確認し、火柱や煙ではなく火元を狙ってください。そして何より、大きな声で『火事だ』と周囲の人に知らせることが大事です」と話があり、参加者は真剣な表情で聞いていました。