本文
10月1日(日曜日)、「第11回ながとお魚まつり」が山口県漁協仙崎地方卸売市場で開催され、新鮮で安全安心な魚介類を求めて1万2千人の人が訪れました。
「ながとお魚まつり」は、長門市の新鮮な魚介類や水産加工品を広くPRし需要拡大を図るとともに、魚を見て、触れて、知る体験を通じて魚食普及や地域の活性化につなげていくことを目的に開催されています。
オープニングセレモニーでは主催者を代表して藤田昭夫会長が「漁業は生産者の高齢化、海洋資源の減少、異常気象など取り巻く環境が厳しいが、長門近海でクエやキジハタが獲れるなど明るい話題もある。今日は長門市の安心安全で新鮮な魚を食べて堪能してほしい」とあいさつしました。
9時スタートとなった、ながとの鮮魚大直売会では販売開始前から多くの人が行列をつくり、販売開始の号令と同時に競うように新鮮な魚を買い求めていました。会場では一夜干しやイリコ、練り製品などさまざまな水産加工品のほか、くじら汁や鯛寿司、やきとりなどのグルメも販売されており、会場内や海のそばで食事を楽しむ人で賑わっていました。
また、この日は長門市仙崎近郊で獲れるケンサキイカが旬を迎えたことから「仙崎ぶとイカ」の旬宣言も発令されました。「仙崎ぶとイカ旬宣言」は、ケンサキイカが旬特有の季節型といわれる身の回りが厚くなる時期に、長門市水産物需要拡大総合推進協議会が選任する3人の目利きが季節型に入ったと認定した場合に旬宣言が発令されるものです。