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9月29日(金曜日)、市内の全小中学校で、伝統野菜「白オクラ」が給食として提供されました。
戦後から、主に三隅地区で栽培されている白オクラは、通常のオクラよりも果色が薄く、3倍もの粘りがあることが特徴の野菜です。あくが少ないため、湯通しせずに生のまま食べられ、外はシャキシャキ、中はプチプチ・ネバネバとした食感が楽しめます。7月から9月が旬と言われ、今回は旬の最後の白オクラを味わってもらおうと企画されたものです。
この日、日置小学校では、約140人の児童がランチルームに集まり、ごぼうの炊き込みごはん・鶏肉のみそつけ焼き・はんぺん汁・牛乳とともに「白オクラの和え物」を味わいました。また、長門白オクラ部会の岡藤正司副会長も一緒に給食を食べ、最後に白オクラの花や実を見せながら、一般的なオクラとの違いや、おすすめの食べ方などを説明しました。
児童からは「これまであまり食べたことはなかったけど、とってもネバネバしておいしかった」といった感想が聞かれました。