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中高生と「ながとでカタろ」

ページID:0020294 更新日:2017年9月23日更新 印刷ページ表示
市内の中高生と社会人が語り合い、将来を一緒に考えるプログラム

市内の中高生と社会人が語り合い、将来を一緒に考えるプログラム
はじめに、自己紹介やゲームを通して仲を深める
中学・高校時代を振り返ってメッセージを伝える「先輩の話」をみんなで聴く
参加者は「先輩と自然な雰囲気の中で語り合えた。自分も知らなかった自分に出会えて楽しかった」と話した
最後は、1人1人が将来に向けて取り組むことを宣言した

 9月23日(土曜日)、長門市保健センターで「ながとでカタろ~少し年上の先輩と語り合うスペシャルな時間~」が開催されました。

 現在、市では株式会社ドワンゴとともに、郷土に誇りと愛着を持ち、地域に貢献する子どもたちを育成する取組を進めています。同社では、市内に「長門市Nセンター」を設立し、今年度、自発的に地域課題に関心を持ってもらおうとする「地域創造学プログラム」や、最先端の技術を活用して新しいものを生み出すプログラムなどの実施を予定。「ながとでカタろ」は、その第1回目のプログラムとなります。

 全国各地で行われているキャリア学習プログラム「カタリバ」をモチーフとして企画されたこの日のプログラムには、市内の中学生15人と、高校生6人が参加。参加者の「少し年上の先輩」となる、社会人5人と九州地方の大学生3人がスタッフとして携わり、はじめに自己紹介やゲームを通して仲を深めました。

 続いて「先輩の話」として、市内に勤務する田中輝さんが自身の中学・高校時代を思い返して、当時の悩みや抱えていた問題、解決のきっかけ、進路選択の理由などを語り、「他人の価値観に惑わされず、自分の決めた道を一生懸命進めばいい。逃げること、あきらめることは決して悪いことじゃない」とメッセージを送りました。

 その後、1~4人のグループに分かれた参加者は、「先輩の話」を聞いて感じたことや新たに気づいたことに加え、性格や長所、やりたいことなどを先輩と語り合い、自身を見つめ直す時間を過ごしました。最後に、将来に向けて明日から始める目標を宣言した参加者へ、先輩たちは拍手を送り、応援することを誓いました。参加者からは「家や学校では話せないようなことも、今日の雰囲気と先輩たちなら自然と話せた。自分も知らなかった自分に出会えて、楽しかった」といった感想が聞かれました。

 今年度、長門市Nセンターでは、中学生8回、高校生4回のプログラムを企画。プログラミング教室や市内を探検する「ながとツアー」、映像制作やプレゼン教室などが行われる予定となっています。