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9月16日(土曜日)、三隅八幡宮で秋季例大祭が開催されました。この日は雨が降る中での開催となったものの、参道には露店が並び、地域の子どもたちや家族連れでにぎわいを見せました。
牛馬の安全や五穀豊穣などを祈願して奉納される、山口県指定の無形民俗文化財「三隅腰輪踊」では、豊原と下中小野・辻並の保存会がそれぞれ披露。かね打ちを担当する子どもたちの輪の中で、頭に花冠をつけた「胴取」と、大きな団扇を持った「団扇使い」が、飛び跳ねるように舞いました。
また、拝殿では、県の無形民俗文化財で国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に指定されている「滝坂神楽舞」が奉納され、太鼓や笛、かねの音に合わせて4つの演目を披露。幣四天の舞では、小学生の男子4人が舞を、女子2人がかねを担当し、地域住民が見守る中で見事に演じました。
なお、滝坂神楽舞は、今年も11月2日(木曜日)の午後8時から、滝坂地区の黄幡社で奉納されるとのことです。