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湯本温泉外湯の方向性を提案

ページID:0020030 更新日:2017年8月27日更新 印刷ページ表示
デザイン会議の委員と地域住民が集い、2日間で計4回の意見交換会を実施

デザイン会議の委員と地域住民が集い、2日間で計4回の意見交換会を実施
説明を担当したのは、同会議の司令塔である有限会社ハートビートプランの泉英明代表取締役
利便性や料金などの視点から、外湯にかかる意見が交わされる

 8月26日(土曜日)・27日(日曜日)の2日間、大寧寺で、長門湯本温泉観光まちづくり計画に関する意見交換会が開催されました。

 同計画の推進にあたっては、外部の専門家や地域、市などから構成された「デザイン会議」が具体的な検討を進めています。このたびの意見交換会では、同会議の司令塔である有限会社ハートビートプランの泉英明代表取締役が、これまでの取組を紹介。9月16日(土曜日)から予定されている、川床や夜間照明の設置といった社会実験もあわせて説明されました。

 続いて、恩湯の建て替えを含む中核事業の進め方について、人口減少と財政難の時代においては、民間事業体が中心となり、行政と相互に役割を果たしていくことが大事だと説明し、また、当初は恩湯周辺の質を高めることに集中する方法が提案されました。「まずは湯本温泉のシンボルともいえるエリアから。小さく始めて大きく育て、段階的に作り上げていく」として、礼湯は源泉の位置を見えるようにし、将来的に建設を検討してはいくものの、今回は事業の対象としないことが方針として挙げられました。

 この日参加した地域住民、旅館関係者などからは、「観光客が来るのはよいが、これまでのように2つの温泉を使い分け、ゆっくりつかりたいという思いもある。まず恩湯をという進め方は、不便に感じることもあるかもしれない」などの意見が出されました。2日間合計4回の意見交換会から得られた地元の意向は、今後同会議の提案内容にも反映され、8月29日(火曜日)の「第2回長門湯本温泉観光まちづくり推進会議」において提案されるとのことです。