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学生と地域医療を考える

ページID:0019948 更新日:2017年8月19日更新 印刷ページ表示
最終日の報告会では、グループに分かれて意見を交わす

最終日の報告会では、グループに分かれて意見を交わす
県内外の医学部生や看護学科の学生など約40人が参加
実習で感じた地域の魅力や課題を書き出していく
最後はグループごとに発表を行った

 8月17日(木曜日)から19日(土曜日)まで、市内で「やまぐち地域医療セミナー2017in長門」が開催されました。

 このセミナーは、地域医療の現場を学生が経験し、その重要性と魅力を学んでもらおうと毎年開催されているもので、長門市では初開催となります。今回は自治医科大学や山口大学医学部、山口県立大学看護学科の学生など約40人が参加しました。

 参加者は2日間、市内の病院や特別養護老人ホーム、地域の高齢者サロンなどを訪問し、見学や聞き取りなどを実施。最終日となる19日(土曜日)は、地域医療連携支援センターで6グループに分かれ、実習から感じた地域の魅力や課題を書き出して、今後の解決策について意見交換を行いました。

 その後行われた発表では、交通が不便なことや坂道・階段が多いこと、医療従事者の高齢化やスタッフ不足といった点が課題として挙げられたものの、人柄の良さや温かさ、心の癒しとなる豊かな自然などが魅力として提示されました。参加者は3日間のセミナーを通して、長門市の良さと現在抱える問題を肌で感じ、地域医療への理解を深めました。