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大規模木造建築物として、建築が進んでいる長門市役所新庁舎ですが、今月から建築用材として使用する市有林木材の製材が開始されています。その製材過程で発生する端材の有効活用を図ろうと、7月29日(土曜日)、端材を利用した木工教室が長門市物産観光センターで開かれ、親子連れ20人が参加しました。
これは毎年、夏休みお助け講座として中央公民館と一般社団法人山口県建築士会長門支部青年部が開いているもので、今回は特別に市役所新庁舎建設の際に発生する端材を活用して、木製の椅子を製作する木工教室が開かれました。
まず最初に山口県建築士会長門支部青年部の山本さんが「市役所が約60年ぶりに建て替わり、全国でも初めての木造5階建て建築物となります。新しい市役所と同じ材料を使って作る貴重な機会ですので、一生懸命取り組んでください」とあいさつ。続いて市役所農林課の角谷さんと株式会社シンラテックの宮本さんから長門市の森林の状況や製材について説明がありました。
木工教室では山口県建築士会長門支部青年部の指導のもと、のこぎりや金づち、定規などを使って椅子を組み立てていました。