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7月16日(日曜日)、通小浦埋立地周辺で「2017通くじら祭り」が開催されました。
はじめに行われた和船競漕には、小学生の部や職域・団体の部、支部対抗の部に計19チームが参加。力強く船を漕ぐ出場者に、会場からは大きな声援が送られました。
続いて行われた古式捕鯨の実演では、通小学校の1年生4人の「クジラが来たぞー!」という声を合図に、赤ふんどし姿の地元有志や東京や大阪などから参加があった一般公募者ら約40人の男衆が4隻の勢子船に乗り込んで沖へ向かいます。男衆は、銛打ちを行いながら、全長13.5mのクジラの模型を湾内に追い込み、当時の捕鯨を再現。
実演のクライマックスでは、威勢よくクジラに飛び乗ったハザシがとどめの鼻切りを行い、赤い潮が吹きあがると「クジラを捕ったぞー!」と大きな声で叫びました。 その後、陸に揚げられたクジラから子クジラが発見されると、通鯨唄保存会が感謝の気持ちを込めて、鯨唄「祝え目出度」「朝のめざめ」を披露しました。