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白オクラ出発式

ページID:0019629 更新日:2017年7月15日更新 印刷ページ表示
白オクラの種苗育成している大津緑洋高校日置校舎の生徒も参加

白オクラの種苗育成している大津緑洋高校日置校舎の生徒も参加
戦後、長門市三隅を中心に栽培されてきた伝統野菜
「季節感を感じられる野菜、生産者とともに大切にしていきたい」とながと物産合同会社の山本COO
テープカットが行われ、白オクラを積んだトラックが取引先へ出発
来場者に白オクラのてんぷらとサラダの試食がふるまわれた

 7月15日(土曜日)、これから旬を迎える長門市の伝統野菜「白オクラ」の出発式が、センザキッチン建設予定地である青海島シーサイドスクエアで行われました。

 出発式には白オクラの生産者や大津緑洋高校日置校舎の生徒、JA関係者ら約40人が参加。白オクラの販売促進を行っている地域商社 ながと物産合同会社の山本COOから「白オクラを取り扱い始めて4年、白オクラを食べると夏が来たなと感じるくらい季節を感じさせてくれる野菜。先人が守った種を守り、生産者と一緒になって大切にしていきたい」とあいさつ。関係者によるテープカットが行われた後、白オクラを積んだトラックが取引先に向けて出発しました。会場では天ぷらやサラダに調理した白オクラが振舞われ、参加者や観光客らが「おいしい」と食べていました。

 白オクラは一説によると第2次世界大戦後にサイパンから帰還兵が持ち帰ったとされ、戦後から長門市三隅地域で栽培されるようになりました。通常のオクラより果色が薄く、粘りが3倍あるのが特長です。また、アクが少ないので湯通しせずに生のまま食べることができ、食感は外はシャキシャキ、中はプチプチ、ネバネバとしています。

 白オクラの出荷時期は今月から10月上旬頃まで。ながと物産合同会社では県内のスーパーのほか、大阪、京都、名古屋、東京などの県外にも販売しています。