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外国人観光客への「おもてなし」を学ぶ

ページID:0019552 更新日:2017年7月5日更新 印刷ページ表示
山口県内では初開催となった、外国人観光客の満足度向上ワークショップ

山口県内では初開催となった、外国人観光客の満足度向上ワークショップ
山口県内の観光・商工関連事業者など約30人が参加
「よりよい対応は、購買の増加や情報発信、リピーターの獲得につながる」とジェトロ新興国進出支援部の松尾主査
外国人観光客への接遇マナーや、英語・中国語を使ったコミュニケーションを学ぶ
自己紹介を兼ねて、参加者同士であいさつの練習を行う

 7月5日(水曜日)、長門商工会議所で「外国人観光客の満足度向上ワークショップ」が開催され、山口県内の観光・商工関連事業者など約30人が参加しました。

 はじめに、主催した日本貿易振興機構(ジェトロ)山口貿易情報センターの岩上勝一所長が「山口県を訪れる外国人観光客は、5年連続で増加しています。海外への進出や、物を売ることだけでなく、今回は『おもてなし』を学んで今後に生かしていきましょう」とあいさつ。続いて、ジェトロ新興国進出支援部の松尾修二主査が基調報告を行い、「よりよい対応で外国人観光客の満足度が上がると、滞在中の購買の増加や、口コミ・SNSによる情報発信に加え、リピーターとなって再度来訪したり、商品を購入することにつながる。工場見学や写真撮影を楽しめる仕掛けも効果的」と話しました。

 その後は、「新輸出大国エキスパート」として活動する神武布左子さん、中野美夏子さん、徐文蕊さんが講師を務め、順に「外国人観光客への接遇」「簡単な英語を使ったコミュニケーション」「中華圏からの顧客の接遇方法」と題したワークショップを実施。神武さんは「売り上げにつなげることはもちろんですが、来てよかった、また来たいと思ってもらうことが一番大事」と参加者に呼びかけ、表面的な言葉や態度だけではなく、思いやりの心を伝えるための作法を紹介しました。

 約3時間のワークショップを通して、接客マナーや英語・中国語の表現、文化・習慣・宗教に配慮したサービスなどを学んだ参加者からは「実践的な内容が多く、良いワークショップだった。今後の取組に生かしていきたい」といった感想が聞かれました。