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6月27日(火曜日)、長門市物産観光センターで、第67回長門市“社会を明るくする運動”推進大会が行われました。
この大会は、犯罪や非行、罪を犯した人の更生について理解を深めることで、犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする同運動を推進しようと毎年開催されているものです。今回は、長門保護区保護司会や民生児童委員、学校やPTAの関係者など、約100人が参加しました。
大会でははじめに、安倍晋三内閣総理大臣からのメッセージを、長門保護区保護司会の松村庄介会長が伝達。続いて大西市長が「再犯防止が犯罪の抑止につながると言われますが、これは保護司会だけが頑張ればいいというものではありません。地域や事業所、自治体が手を取り合い、社会全体で手を携えていく必要があります。この大会を契機に、皆さんと連携して取り組んでいきましょう」とあいさつしました。
その後は、更生保護の啓発ビデオ「チェンジング・ハート」が上映され、参加者は保護司や協力雇用主など、更生を支えるさまざまな活動を学びました。ビデオでは、最後に「更生を目指す人と向き合い、認めることが、安心して暮らせる世の中につながる」と締めくくられました。また、「世界の常識と日本の非常識」と題し、海外での勤務経験を持つ長門警察署の中野善仁署長による講演も行われました。
毎年7月は“社会を明るくする運動”強化月間と定められ、全国的に普及・啓発活動が行われています。本市では、作文コンクールやイベント会場での啓発グッズ配布などの活動が行われるとのことです。