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6月17日(土曜日)、18日(日曜日)の2日間、おもちゃ学芸員養成講座がルネッサながとを会場に開催され、市内外から30人が受講しました。
この講座は、平成30年4月にセンザキッチンにオープンする「長門おもちゃ美術館(仮称)」で活動するボランティアを養成する目的で実施され、おもちゃの遊び方や木育を学び、施設を訪れる人におもちゃの魅力とふれあいを伝えることとしています。
講座では、主催したNPO法人「人と木」の岩本美枝理事長が「今回の講座で木育やおもちゃについて学び、ステップアップしてほしい。そして、来年4月にオープンする長門おもちゃ美術館(仮称)で力を発揮してください」とあいさつし、パネルを使って木育について説明しました。続いて、東京おもちゃ美術館の多田千尋館長からおもちゃ美術館の成り立ちや長門おもちゃ美術館(仮称)の進みぐあいなどが説明されました。
実践講習では、東京おもちゃ美術館人材育成事業部の岡田哲也さんが講師を務め、おもちゃの遊び方について「遊び方やルールは一つではない」「固定観念を変えて新たな発見を」「遊び方を見せることが大切」と子どもと遊ぶ際の注意点を説明。実際に木のおもちゃなどを使って多様な遊び方を紹介し、受講者も楽しみながら遊び方のコツを覚えました。
講座は二日間にわたり、座学や遊び方の実践、伝承の遊び方、おもちゃ学芸員としての活動について学び、受講者にはおもちゃ学芸員の認定証が交付されました。
受講者は「座学だけじゃなく遊びの中で学べるので楽しかった。長門おもちゃ美術館(仮称)がオープンしたらボランティアで参加したい」と感想を述べていました。