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公民連携でのまちづくりに向けて

ページID:0019301 更新日:2017年6月14日更新 印刷ページ表示
公民連携に関心のある約70人が聴講に訪れた

公民連携に関心のある約70人が聴講に訪れた
岩手県紫波町のオガールプロジェクトを手掛けた岡崎正信さん
公共投資をきっかけに新しいことを起こせるかが重要と話す清水義次さん
「今日を公民連携の新たな出発点とし、取り組んでいくと」大西市長
参加者からも質問が相次いだ

 6月14日(水曜日)、長門湯本温泉観光まちづくりセミナー「公民連携事業で稼ぐ温泉街再生」が行われ、市内外から約70人が聴講に訪れました。

 これは長門市で取り組みが進んでいる長門湯本温泉観光まちづくりにおいて、全国各地で稼ぐ公民連携を実践している3人の講師から温泉街再生のために必要なポイントを学び、これからの長門湯本温泉観光まちづくりに生かしていくことを目的に開催されました。ゲスト講師は一般社団法人公民連携事業機構の清水義次代表理事、岡崎正信理事、木下斉理事の3人で、それぞれ全国各地で公民連携事業の取り組みをされています。

 講演に先立ち、大西市長が「長門湯本温泉観光まちづくりでは民間の力を最大限に活用する新たな取り組みを考えている。3人の講師の話を聴き、どうやったら本当に儲かる仕組みができるか自分のものにしていきたい」とあいさつ。続いて、講師3人がそれぞれ自身の活動などの紹介しました。

 清水義次さんは「歴史はまちのDNA。古い歴史のある長門湯本温泉は長門の資産。眠っている資源や気付かない資源の発掘が重要。公共投資をきっかけに新しく面白い民間事業が起こせるかどうかが鍵である」とこれからのまちづくりについて助言。岡崎正信さんは自身が携わった岩手県紫波町の「オガールプロジェクト」の取り組みについて、10年間遊休資産だった駅前の土地を、公民連携でどのように再生していったかを紹介しました。木下斉さんは「自分たちのまちは自分たちで守る。まちが大きく変わるチャンス、やるべき時にやる立場にある人が立ち上がらずに地域は再生しない」と民間の動きの重要性を述べました。

 長門市では、全国トップ10に入る人気温泉地を目指し、地域住民や事業者と共に公民一体となった観光まちづくりを進めています。